2015年11月15日日曜日

停止時の衝動

今回は電車が駅に停止するときの衝動についてお話します。

まぁ普通に考えれば停止する瞬間に衝動が少ない方が乗ってる方にしてみれば良いに決まってますよねw

運転士としましても停止時に衝動がないようにブレーキのエアーなどを調整します^^


停止時にブレーキ圧力が残りすぎていると電車に衝動が現れます→ドンと停まる。
車の運転と同じですよね、停止の瞬間はブレーキペダルを少し緩めて衝動がないようにします。それと同じです^^

この時、ブレーキ圧力を早く抜きすぎると電車が完全に停止するまでにブレーキ力が無くなり、電車は転動します。ブレーキハンドルを操作するタイミングは経験を積みながら習得しなけれならず、なかなか一朝一夕にはいきません。というのも、このブレーキハンドルの操作には車系、駅の勾配なども考慮に入れなければなりません。→勾配のきついが駅では圧力を通常よりも残しておかなければ、すぐに転動を始めるなど。


また電車が完全に停止すると、転動防止のためにすぐに加圧します。これを忘れたり圧力不足だと転動します。

このように停車する瞬間にも意外と難しい操作が必要となります。

私も新人の時や実習時代にはこの操作がうまくいかず、衝動が残ってしまい客室からバタバタとお客さんがバランスを崩す音が聞こえてきたものです。


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