2015年11月11日水曜日

運転士の現場実習

先ほどの制限標識に対する制動では、正直なところ臨時で設けられた制限を除けば、毎日同じ場所に制限標識がありますので、同じ場所から同じだけのブレーキ圧力を投入すれば、標識近くではだいたい同じような速度になってきますのであとは微調整すれば良いだけです。

まぁ実習生は電車に振り回されて余裕が無いため、その事に↑なかなか気付かずに毎回どこから制動するか頭を悩ませてるわけではありますがwww


さて、制限標識や信号現示などに対して制動をかけたとします。この時に実習生にありがちなのが、速度計ばかりを注視することです。

こうなると前方線路上に危険があったとしても気付くのが遅れます。

指導員は実習生が速度計ばかり注視していると必ず指摘します。

速度計ばかりに頼らず、前方監視をしながらも同時に速度の低下具合を体で感じ、適度に速度計を確認するよう指導します。

簡単に言えば、仮に速度計が突然故障したとしても、速度がどれぐらい出ているのかを体感で判断できるようにならなければ一人前の運転士とは言えません。








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